施設情報日本人として初めてアメリカの地を踏んだジョン万次郎こと中浜万次郎の生誕地碑です。
万次郎は、文政10年(1827年)1月1日に土佐の中浜、今の高知県土佐清水市中浜で貧しい漁師の次男として生まれました。
万次郎帰郷150周年記念に建立されました。
中浜万次郎生誕地
高知城
施設情報土佐初代藩主である山内一豊により1601年に着工され、2代藩主忠義の時代に完成。
高知城天守は4層6階で、白亜、搭載型の変形で最上層に望楼風高欄がついています。この天守には珍しく御殿(懐徳館)が付属していて、正殿上段の間、溜の門、納戸、玄関などがあり、当時の大名の生活をしのばせます。本丸には天守の他に、東多聞、廊下門、詰門、西多聞、黒鉄門などの建造物が残っています。
1727年に追手門以外の城郭をほとんどを焼失しましたが、1747年に焼失以前の姿に忠実に再建されています。
天守・御殿・追手門を含む15棟が国の重要文化財に指定されています。
岡御殿
施設情報江戸時代、田野五人衆と呼ばれた中でも最大の豪商であった米屋の岡家によって建てられました。
格式高い書院造りのこの建物には、藩主が東部巡見の際に宿泊するなどしています。
書院造りの御殿、蔵が保存・復元されており、当時のまま残されています。
昭和60年には県の有形文化財として指定されました。
武市半平太(瑞山)の書状発見!土佐山内家宝物資料館にて公開
土佐勤王党の盟主として知られ、坂本龍馬の盟友でもあった武市半平太(瑞山)が、切腹間際に獄中から仲間に送ったとみられる書状が、土佐山内家宝物資料館で発見されました。
書状は山内家から県に寄贈され、約20通の書状などを巻物にした「幕末志士遺墨」の中にあり、取り調べや罪状言い渡しの様子が記されています。
病気で寝込んでいた瑞山がふとんを持って出廷する様子や、罪状を言い渡され、自らの主張を聞き入れてもらえない不条理さを「実にゝゝゝ絶言語申候」と、「実に」を4度も繰り返し表現、「皆々…所置(切腹)スル事」になるだろうとの覚悟を記して結んでいる。
「実に」を4度も繰り返し重ねており、同館は「志を遂げられなかった悔しさが生々しく伝わる」としている。
土佐山内家宝物資料館の企画展「土佐藩維新の群像」で来年1月25日まで展示される。
企画展では他に、土佐勤王党に属した平井収二郎(1835~63)の書状等も初公開している。
入館料は一般300円、高校生以下無料。問い合わせは同館(088・873・0406)へ。